月曜日も古本屋めぐり
新古書店や古書店に立ち寄る場合、1冊でも気に入った本があれば良しとしています。これは読みたいので○。またなぜか持っていたい、読むかどうかは別としては△。ここまでは買い。あとは不要です。
私はこうしたいと思う本以外は買いません。買って、読む読まないは別。読む本は本棚に、すぐ読まない本は平積みにしておきます。すぐ読まない本はほぼ積読本になっています。
それらの本をどのように売るか。当店のチャネルはネット販売、イベント販売、棚借販売、アマゾン販売の4つ。この中で、どのルートを使うか。そこで売れればOK。売れなかったらどうするかを考えます。
どう売るか以上に大事なのが仕入です。いい本でなければ、お客様が手に取ろうとしません。買おうという意欲も生まれません。ですから、売上はこの仕入にかかっているといってもいいでしょう。
古本屋めぐりをして、1冊でもいい本に出会えれば満足なのに、それが今日は10冊以上。毎週水曜日だけではなく、月曜日も古本屋めぐりをしたくなります。これでこの値段! だから、古本屋めぐりを、なのです。
- 川本三郎 『いまも、君を想う』 新潮社
- 池田晶子 『人間自身 考えることに終わりなく』 新潮社
- 高田渡 『バーボン・ストリート・ブルース』 山と渓谷社
- 中条省平 『反=近代文学史』 文藝春秋
- 青山南 『南の話』 毎日新聞社
- 日野啓三 『都市という新しい自然』 読売新聞社
- 大橋鎭子 『「暮しの手帖」とわたし』 暮しの手帖社
- 出久根達郎『ときどきメタボの食いしん坊』 清流出版
- 山田稔 『北園町九十三番地 天野忠さんのこと』 編集工房ノア
- 鶴ヶ谷真一『古人の風貌』 白水社 他
この仕入で、本を、どこで、どう売るか、そしていくらで、が決まってきます。このいくらでも、仕入にかかっています。お客様は良品安価を望んでいます。その要望を満足に変えるのが小売です。
昨日の幸運に感謝 !!