日曜日のブログめぐりから

日曜日はいつもの朝とは違う、ゆったりした時間、コーヒーの香り、暖かな陽の光、愉しい一日が始まりそうな、そんな予感がします。ポストに新聞を取りに行き、まずは読書欄を読みます。

それが終わると、ブログめぐりを。いい話財があればいいのですが、それでもなにかしらの本に関しての情報は掲載されているものです。今日の読書欄と読書ページから、2つの話題を。

(1)まず、ネットで読書ページを見るのが、トップ > エンターテインメント > 毎日の本棚 > 記事 毎日新聞の「毎日の本棚」です。

何と言っても、今日の読書欄の記事が今日読めるのです。毎週見ている「今週の本棚・この人この3冊」も今日の朝刊の記事が掲載されています。

今日の「この人この3冊」は荻原魚雷さんが選ぶ深沢七郎の3冊です。さて、どんな3冊を選んでいるのか、気になります。

<1>『言わなければよかったのに日記』(中公文庫/660円)
<2>『生きているのはひまつぶし』(光文社文庫/540円)
<3>『深沢七郎の滅亡対談』(ちくま文庫/1050円)

言わなければよかったのに日記 (中公文庫)     生きているのはひまつぶし (光文社文庫)     深沢七郎の滅亡対談 (ちくま文庫)



と見ると、<2>と<3>は未読です。これで明日からの読書予定が決まりました。

(2)次は朝日新聞のWeb版 asahi.com>エンタメ>BOOK>出版ニュース>記事 で、新装版 沢村貞子『私の浅草』です。松浦弥太郎さんのことを書いたときに、このことについて触れました。

この本、ネットでも、イベントでもよく売れます。装丁がいい、テーマが浅草、沢村さんの自分史とくると、買って損はない。見た目も花森さんのデザインで、「暮しの手帖」らしい本です。

その本が新装版として発売されました。カバーデザインは比較するとわかるように、少し違いますが、そのらしさは変わりません。まだ旧版の本は出回っていますので、買うことができます。どちらを買うかは好みの問題です。(左:旧版 中央・右:新版)

またこの本と同時に、大村しげさんの『京ぐらし』も新装版で発行されました。ともに、初々しく感じられます。これはカバーという衣裳のせいでしょうか。

     私の浅草 (暮しの手帖エッセイライブラリー)     京暮し (暮しの手帖エッセイライブラリー)