野口冨士男著『徳田秋聲傳』が105円 !?

Tsubuteさんの「読書で日暮らし」を読んでいると、驚くことがありました。それは<T駅の「ブ」の105円棚に大物があった>と書き、その大物が野口冨士男著『徳田秋聲傳』筑摩書房だというのです。

久々に参った!そうですか。あり得ますか? 半信半疑ですが、事実は事実です。素晴らしい!!(ホントは羨ましい!!)前々からよく出てくるT駅が気になりますが、それは置いておくとして、

<先日、小田光雄さんが、ヘーゲルの『精神現象学平凡社版が100円で売られている様をみて、古典ですらも均一100円で売られてしまう現状に「あらためて考えさせられる」とブログに書かれていたことを思い出し、さすがにため息がもれた。>

をつけ加えています。

こうしたことがTsubuteさん同様あり得るのです。だから「ブ」は面白い。こうした大物に出会ってみたい。そんな思いから、また今日も「ブ」へということになります。

この記事を書いて、月曜日の朝アップしようと、再度「読書で日暮らし」を見ると、どうでしょう。「由良君美著『みみずく古本市』見つける」の記事。これまた凄い! 古本の神様のうれしいいたずらでしょうか。