鬼子母神通り「みちくさ市」終了




みちくさ市」が 11:00から16:00 鬼子母神通りで開催されました。今日は天気も良く、人出も多く、予想以上の売上と上げることができました。

まずはお越しいただいた皆様、お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。心より感謝致します。

今回は一緒のお店、片やあいきょう堂さん、片やドエル書房さん、いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。

あいきょう堂さんはあの雨の「秋も一箱古本市」で同じ場所に出店していたお店。午後、奥様が生まれたての赤ちゃんを連れてきていました。まだ5ヶ月ですが、子供がそこにいるだけで、その場が和やかになります。子育て、頑張ってください。

またドエル書房さんは今年の8月にオープンしたばかりの永福町の古本屋さんです。まさにできたてのほやほや。まだ3ヶ月で、こうしたイベントは今回が初めてだといいます。それにしては出店から撤収まで手馴れたものでした。お店、頑張ってください。

それから、お客様もお二人紹介します。まず、横浜からこのみちくさ市に良く来ているという、仮にAさんとします。

午前Aさんは今回初めて出した100円均一箱の前で、じっくり本を見ていて、何と単行本併せて10冊以上もお買い上げいただきました。

午後のまたお越しになり、追加で10冊以上買っていただきました。そのときはもうすでに本の入ったエコバックは2つ目になっており、もう一杯でした。

こうした本好きのお客様と会えることがこうした古本市では愉しいことです。Aさん、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

もうひとり、めずらしいお客様を紹介します。私が「Web読書手帖」を、そうですね、5年前、いやそれ以上前か、始めたときに、関西でいいブログ「積ん読帳」を書いていた方がいました。丸面チカさんといいます。

この方に今日初めて会うことができました。四谷書房さんと声をかけられたのですが、面識がなく、誰かわかりませんでした。「積ん読帳」の、と言われ、はっと思い出しました。

丸面さんは京都にいるのですが、仕事の関係で東京に来ていたので、立ち寄ってくれたそうです。感謝。

以前はブログをよく書かれていたのですが、2006年11月で更新がされなくなりました。このことについて聞きますと、医者になるための勉強が忙しくなり、ブログを更新できなかったとおっしゃっていました。勉強、大変だと思いますが、頑張って、いいお医者さんになってください。

時間がありましたら、当店のブログを見てください。余裕があったら、またブログを始めてください。4〜5年前にタイムスリップし、懐かしい方に会ったような気がしました。

今回もいろいろなことがありましたが、天気もどうにかもち、「みちくさ市」も無事終了。当店としては「秋も一箱古本市」の敗者復活戦を果たし、最後の古本市としては上々の出来でした。また来年が愉しみになります。

撤収作業が終り、事務局に行き、名札を返し、向井さんとスタッフの皆さんに挨拶をしました。本当に毎回お世話になり、ありがとうございます。これで、今年の「みちくさ市」すべて終了です。

鬼子母神通り みちくさ市」のブログを見ますと、「みちくさ市」は2011年は3月から始動するとのことです。来年もよろしくお願い致します。

本は、これから (岩波新書)
池澤夏樹
『本は、これから』
(岩波新書)