神田古本まつり終わる
10月27日(水)〜11月3日(水・祝)にかけて開催された「第51回東京名物神田古本まつり」(神田古本まつり)が本日で終了しました。今年の神田古本まつりは先週までは天候不良でしたが、今週の月曜日から水曜日は天候もまずまずでした。
今日は最終日なので、午後神保町に行きました。予想以上の人出で、古本をゆっくり見て歩ける状況ではありませんでした。最終日の特別割引もあり、店先は大盛況。ある古本屋さんの特価コーナーは半分ぐらいになっていました。
例えば、小宮山書店のガレージセールも先週の店頭本の数からすると、明らかに減っていました。3冊500円特価セール。それでもまだまだ買う人がいて、ごったがえしていました。
今年は今日も含め、3回神田古本まつりに行きました。それなりの収穫はありましたが、今日はそういうわけにはいきません。しかし、こうした状況でも、次の文庫が百均で買えるのですから、神保町は奥が深いと思いました。
[本日の購入本]
- 井伏鱒二 『厄除け詩集』 講談社文芸文庫
- 中沢新一 『イコノソフィア』 河出文庫 ※
- 佐藤清彦 『奇人・小川定明の生涯』 朝日文庫
- 深瀬基寛 『エリオットの詩学』 角川文庫
- 山路龍天他『物語の迷宮ーミステリーの詩学』 創元ライブラリ
- 大谷晃一 『大阪文学散歩』 カラーブックス
※掲載の河出文庫のカバーは菊地信義さんのデザインです。こののほうがすっきりとまとまっていていいデザインです。講談社文芸文庫も菊池さんのデザインです。これまたいい。
これで今年の最大イベントが終了しました。そろそろ来年1月、2月の古本市の予定が告知されています。「東京古本市予定表」も2011年度のページ作成しなければなりません。もうそういう時期になりました。