みちくさ学会と路上観察学会


路上観察学入門


昨日、大塚さんの紹介の「みちくさ学会」はもうひとつの「路上観察学会」です。

     東京路上博物誌     建築探偵の冒険〈東京篇〉 (ちくま文庫)



松岡正剛さんは「考現学」は「考古学」に対する逆襲であり、「考今学」を名づけてもよかったのですが、今和次郎さんは最初に思いついた「考現学」という名称をそのまま使ったと言います。その業績は『今和次郎集』全9巻(ドメス出版)となって残っています。
その後、今和次郎さんの「考現学」は次の3つの会に継承されました。
1. 梅棹忠夫川添登加藤秀俊らの「生活学会」
2. 多田道太郎鶴見俊輔・高田宏らの「現代風俗研究会
3. 藤森照信赤瀬川原平荒俣宏らの「路上観察学会

考現学入門 (ちくま文庫)     新版大東京案内〈上〉 (ちくま学芸文庫)     新版大東京案内〈下〉 (ちくま学芸文庫)