2010-10-21 みちくさ学会と路上観察学会 昨日、大塚さんの紹介の「みちくさ学会」はもうひとつの「路上観察学会」です。 松岡正剛さんは「考現学」は「考古学」に対する逆襲であり、「考今学」を名づけてもよかったのですが、今和次郎さんは最初に思いついた「考現学」という名称をそのまま使ったと言います。その業績は『今和次郎集』全9巻(ドメス出版)となって残っています。 その後、今和次郎さんの「考現学」は次の3つの会に継承されました。1. 梅棹忠夫・川添登・加藤秀俊らの「生活学会」2. 多田道太郎・鶴見俊輔・高田宏らの「現代風俗研究会」3. 藤森照信・赤瀬川原平・荒俣宏らの「路上観察学会」 →古本 四谷書房 【2010年東京古本市予定表】