10/10 中日・東京新聞の書評
毎週日曜日は朝日と日経の書評欄を見ていますが、今日の両紙にはそれほどピンとくる書評がありませんでした。
アンテナ@四谷書房をチェックしていると、「Chunichi BookWeb」に中日・東京新聞の書評が掲載されていました。その4冊がすべて◎でした。
- 永江朗『セゾン文化は何を夢みた』文化事業の困難さと成果
- 井伏鱒二・飯田龍太『井伏鱒二・飯田龍太 往復書簡』小説評に俳味、句に滋養
- 高平哲郎『今夜は最高な日々』お笑い番組作りのバイブル
- 青木保 『作家は移動する』島国飛び出す創造力を味読
すでに高平哲郎『今夜は最高な日々』は手元にありますので、まずこれからなのですが、永江さんの本も、青木さんの本も、往復書簡も関心があります。
なかでも、永江さんの『セゾン文化は何を夢みた』は一世風靡した「セゾン文化」がどうだったのか、まさに「文化事業の困難さと成果」については次に読んでみたいと思います。
これからコンテンツが注目されていく中で、セゾン文化の過去・現在・未来を考えることで、文化のつくり方を考えることができると思います。
かつてセゾン文化のなかにいた永江さんはセゾン文化をどう考えているか。そこを知りたいと思います。