松浦弥太郎さんの文庫

松浦弥太郎さんの『くちぶえカタログ』(静山社文庫)があのハリー・ポッターシリーズで一躍有名になった出版社 静山社から文庫として発売されました。( YOMIURI ONLINE の「本よみうり堂」より )

松浦さんが「暮しの手帖」の編集長になってから、かなり精力的に活動されています。最近もブックエッセイ集1・2を出版したばかりです。この一連の活動は松浦さんの宣伝でもあり、「暮しの手帖」のPRでもあります。

松浦さんはCOW BOOKSの代表でもあるわけですから、編集長と代表の二役をやりながら、どう走るのか、どこまで走るのか、これからの行動に注目です。

私も今『松浦弥太郎の仕事術』、『ぼくのいい本こういう本』1・2 を読んでいます。松浦さんのエッセイはすっきりした風のようといえば、言い過ぎでしょうか。

<「あなたの仕事は何ですか」と聞かれたら、僕はこう答えます。
第一の仕事は、健康管理。
第二の仕事は、生活を楽しむこと。
第三の仕事は、仕事をすること。
この三つが揃ってはじめて、きちんと報酬を得られ、人を幸せにするよき働き手になりうると考えています。>p61-62

<常に変化し、変化に適応し、新しい自分をつくり出す。・・・・・ 毎日歩きながら、毎日新しい歩き方を学び、毎日歩き方を変えていく。シンプルに言えば、毎日、自分をアップデートしていく。・・・・・ 思考と発想の繰り返しこそ、自分を知り、さらなる自分にアップデートする方法だと信じています。・・・・・ つまるところ、素直な心で考えるのが大切だということです。>p90-93 ( 以上、『松浦弥太郎の仕事術』朝日新聞出版 )

松浦さんの本を少しずつ集めています。人気上昇中なので、これからも文庫化されることでしょう。今まで文庫として出版されたのは、この『くちぶえカタログ』を加えて、次の4点になります。まずは『最低で最高の本屋』から。


本業失格 (集英社文庫)        最低で最高の本屋 (集英社文庫)


くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集 (集英社文庫)        くちぶえカタログ (静山社文庫)