11月の新刊文庫から
「BOOK index」に11月の新刊文庫が掲載されていました。先日10月の新刊文庫を紹介してばかりのような気がします。それだけめまぐるしくことが動いているのです。
その中から、関心のあった文庫をピックアップすると、次の4冊。 最近は3冊〜4冊ぐらいが平均でしょうか。昨年は5冊以上簡単に挙げていたように思いますが、それだけ感度が鈍ったか、意向がずれたか。
- 木下直之 『美術という見世物 油絵茶屋の時代』 談社学術文庫 11/10
- 徳川夢声 『問答有用 徳川夢声対談集』 ちくま文庫 11/10 998円
- 小林信彦 『映画が目にしみる<増補完全版>』 文春文庫 11/10 920円
- 荒川洋治 『日記をつける』 岩波現代文庫 11/16 903円
- 山口昌男 『内田魯庵山脈(上)〈失われた日本人〉発掘』 岩波現代文庫 11/16 1,428円
こう並べてみると、木下さんの本はちくま学芸文庫で、荒川さんの本は岩波アクティブ新書で出版されています。また夢声さんの対談集は朝日文庫のものか。小林さんの本は今回単行本が文庫化されたものです。
とういことで、11月は徳川夢声さんの文庫と小林信彦さんの文庫(下記の書影は『映画が目にしみる』の単行本のもの)を購入する予定です。ほかの2冊はすでに持っているので。
※10/6 山口さんの『内田魯庵山脈(上)〈失われた日本人〉発掘』は「晩鮭亭日常」を見て追加しました。