新橋大古本まつりへ

今日は晴れたので、新橋の大古本まつりに行ってきました。明日からまた雨の予報。暑さが終わると、今度は秋の雨か。そんな小言を言いたくなります。それにしても、爽やかないい一日でした。

「古本屋ツアー・イン・ジャパン」のtokusanも行かれたようで、今日のブログで新橋大古本まつり・・・9/27(月)から10/2(月)まで、新橋駅前のSL広場にて開催・・・について書いています。

私も各店を見て廻りました。やはり客寄せということで、100円均一(主に文庫)があちこちにありました。その中には良本もあり、駄本もあり、さまざまです。その中から良本で安価な掘出物を探すのが古本市の愉しみです。

そうした特価本はサービス本か処分本かですが、最近は処分本が増えてる気がします。ということは線引本や汚れ本が混じっている割合が増えているので要注意。よく中身を確認することが必要です。

今日は晴れてよかったのですが、一日雨の場合はだいたい売上としてはどのくらいの損失になるのでしょうか。晴れの日の売上がアップするとしても、今週のような天気予報では? どうしようもありません。

だから、というわけではないのですが、今日は10冊も買ってしまいました。これ以上買うと持ち帰れなくなるので、打ち止めとしました。

カバーデザインで気になったのは次の3冊でした。装幀者は横田順彌『明治不可思議堂』が南伸坊さん、高橋陸郎『十二の遠景』は横尾忠則さん、植島啓司分裂病者のダンスパーティ』は戸田ツトムさん。

この3冊を見ていて、ふと気づきました。『明治不可思議堂』の奥付の前に頁に次のように書いてありました。

<神田古書祭りにて、千五百円の価で買い求めん。平成九年十月 ○○○○>

本を買うときは中身を確認すること、と書いておきながら、やってしまった!

明治不可思議堂