五反田の遊古会へ
今日は久々に五反田の遊古会に行きました。途中で小雨が降り出しましたが、どうにか大雨にはならず、傘なしでも歩けました。11時過ぎに着いたのですが、一階の会場ではすでに7・8人が本を見ていました。
買う人は買うものです。男性が大きな袋を2つ、何冊入っているのでしょう。ちょっと驚く冊数です。どうやって持って帰るのかが心配になりました。久々にすごいのひとを見ました。
また、女性の横にいい雑誌と本が積み上がっていたので、それを見たいと思いましたが、丸ごと購入のようで、すべて持って行かれました。いい選球(本)眼をしていました。ようやく古本業界にも女性進出の波!?
一階を見終わり、二階へ。二階には値段も当然それなりですが、いい古本が並んでいます。例えば、 スチュアート ユーウェン 『浪費の政治学―商品としてのスタイル』(晶文社)は欲しかった1冊でしたが、値段が折り合わず断念しました。
最近は東京古書会館に行くことが少なくなっていますが、それ以外では南部がいい。西部にも行きますが、購入数からすれば、やはり南部ということになります。南部の場合は一階では掘出物探し、二階では探求書探しをしています。
- 大輪盛登 『書物列傳』 筑摩書房
- 坂口三千代『追憶 坂口安吾』 筑摩書房
- 鎌田慧 『椎の若葉に光あれ 葛西善蔵の生涯』 講談社
- 堀切直人 『喜劇の誕生』 沖積舎
- 丸山圭三郎『フェティシズムと快楽』 紀伊國屋書店
その他、「秋も一箱古本市」に出す本も購入しました。これは当日のお楽しみに。
来週は9/27(月)〜10/2(土) 新橋大古本まつり、10/1(金)〜3 (日)五反田アートブックバザール、10/1(金)〜6(水) 早稲田青空古本祭とうきうき、そわそわ、わくわくの古本市が続きます。