高円寺大均一祭

今日西部古書会館で行われている「高円寺大均一祭」に行ってきました。土曜日は200円均一、日曜日は100円均一という恒例の古本市です。

この大均一祭は10時から始まっていました。私が会館についたのが、10時30分ぐらい。会館内が土足解禁なり、便利になりました。会館内の棚を一巡しましたが、今回は掘出物なし。しかし手に気になる本が5冊。

この5冊の状態を確認します。シミ、ヤケ、ヨゴレ、イタミはどうか。特に書き込みや線引きがないかどうか。これは最低チェックです。しかし、すべてをじっくり見る時間がありません。ひと通り目を通して買うかどうかを判断します。

そして、判断基準をクリアしてものだけを手元に残します。結果は次の2冊。在庫数を増やそうと、ゆるい基準で買うと、在庫ばかりが残ります。これは昨年の反省。今年から少しきつい基準にしました。


        生きのびるためのデザイン



この2冊を買って、家に戻る途中、Bに立ち寄りました。そのBで、これは!という本を発見。一瞬、大当たり? じっくりチェックをしないまま、購入してしまいました。

家に戻り、クリーニングをし、書き込みチェックを行いました。すると、どうでしょう。その文庫に赤のボールペンの線引きが数ヶ所ありました。それほど目立なかったので見落としていました。

やはり、世の中、うまい話ばかりがあるわけではありません。うまい話には何かある。ちくま学芸文庫の、この本が、と疑ってかかることが必要でした。

事後ではなく、事前のチェックを怠りなく。これが今日の教訓です。