アマゾンの新しいサービス
アマゾンジャパンは8月30日、同社の「ミュージックストア」のアーティストのページで、アーティストが情報を発信できる「アーティストセントラル」というサービスを開始しました。
「アーティストセントラル」は、アーティストや所属事務所が最新情報を掲載できるページで。アーティストはファンに紹介したいコンテンツや最新情報を自由に追加更新できます。
さらに、アマゾンジャパンは9月1日に著者ごとの作品一覧や略歴などの情報を読者に提供できる「著者セントラル」もスタートしました。内容は「アーティストセントラル」と同様で著者の情報を提供することができます。
著者や出版社は、略歴や動画、表紙画像の追加、今後の刊行情報などを更新できます。アマゾンのユーザーは、著者名などから各著者のページにアクセスでき、作品一覧や最新情報を確認できます。
「アーティストセントラル」はアーテイストの音楽を聞いてもらうあるいは見てもらうための情報提供になります。「著者セントラル」は著書を読んでもらうための情報提供をすることになります。
ユーザーはアーテイスト情報を「アーテイストストア」で、著者情報を「著者ページストア」で見ることができます。
前者は直接的な情報提供が効果的なのですが、後者は直接的にやりすぎると、逆効果のケースもありますので、この点、注意が必要です。あくまでも間接的に情報提供するほうが読者は納得するのではないでしょうか。
これはメディアの特性の違いや読者の関わり方の違いによるのですが、その点を考慮して、アーテイストや著者の最新情報を提供すれば、いいセールスプロモーションの場になると思います。