あわただしい古本屋めぐり
昨日、今日の古本屋めぐりがムリと書いたのですが、どうにか時間ができたので、そのまま荻窪方面へ。先週も来れなかったので、久しぶり。しかし、この猛暑ではあちこち廻るわけにもいきません。
しかし、「古本屋ツアー・イン・ジャパン」のtokusanはこの暑さの中でも古本屋めぐりをしいます。本当に敬服します。私たちはこのブログのお蔭で、古本屋についての最新情報を得ることができます。感謝。
というわけで、今日の購入本。
- 安岡章太郎 『僕の東京地図』 文化出版局
- 入沢康夫 『詩にかかわる』 思潮社
- 蓮実重彦 『小説論=批評論』 青土社
- 平岡篤頼 『パリその日その日』 筑摩書房
- 柴谷篤弘 『あなたにとって科学とは何か』 みすず書房
なかでも、入沢康夫さんの本が今日一番の収穫です。果報は寝て待て? 幸運はじっとしていても訪れません。まず動くことを! 運不運は結果です。
この本の帯には次のように書いてありました。
<作品は作者を作るのだろうか
不可能性の極点で詩の存立を問いつめ、半世紀にわたって未踏の詩的領域を拓きつづけた入沢康夫の、詩への深い信憑と透徹した認識をあますところなく伝える、待望の散文集成。>