猛暑と魚雷さんのこと
7/25(日) 朝日新聞の朝刊から。この天候、日本だけでなく、世界的にも異変なのだそうです。
では実際にどういう状況かというと、
<連日の猛暑の日本。世界に目をやると、各地を異常気象が襲っている。ロシアは記録的な暑さに見舞われ、中国は大雨続き。一方、季節が逆の南米では寒波が猛威をふるい、各地で多くの死者を出している。原因のひとつは上空を吹く偏西風の異変とされる。>
一面のトップ記事の見出しは<世界の気象 異変>とありました。それにしても年々異変があちこちで起きるのですが、要はその程度が高まっているということか。そのレベルが一定の基準を超えると、異変ではなく激変になるのではという不安があります。
もうその時点まで来ているのではないか。一国だけでなく世界全体で地球環境のことを考えないと、春は沈黙せざるを得ないのです。
同日の朝日新聞の読書欄「著者に会いたい」で新刊『活字と自活』を出した荻原魚雷さんが取り上げられていました。一箱や外市でお会いしていたので、一瞬驚きました。そして改めてその文章を読みました。
ご承知の通り、魚雷さんはブログ「文壇高円寺」に日々のことを書いています。魚雷さんについて、さらに詳しく知りたい人はこのブログをお読み下さい。いい内容の記事が掲載されています。
新聞の記事をよんで、まさに魚雷さんらしい内容だと思いましたが、年齢が40歳!? 私が初めて会ったのが4から5年前ですか。その時はまだ30半ば過ぎでしたか。今回の写真を見る限り、あの頃とあまり変わっていません。
これからも魚雷さんのスタイルを貫いて、魚雷さんらしく生きてほしいと思います。最近は各地に行かれてお忙しいようですが、機会があればまたお会いしたいものです。
もうひとつ、日経新聞の読書欄に書いたあった映画評論家 蓮見重彦さんの書評よりメモ。
<フランス人には書けないヌーヴェル・ヴァーグをめぐる書物が、日本には存在している。山田宏一の『友よ映画よ わがヌーヴェル・ヴァーグ誌』、『トリュフォー、ある映画的人生』がそれである。その2冊に、同じ著者による『ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代』がつけ加えられたことの贅沢を、わが国の読者はどう受けとめるのだろう。>