赤坂散歩と巌谷大四『文壇ものしり帖』

ここしばらくいい天気が続きましたが、明日から東京も梅雨入りするかもしれません。西から徐々に梅雨入り宣言をしています。また長い/短い梅雨に入りますが、明けると夏が来ます。今年の夏は猛暑か冷夏か。いずれにしても、厳しい夏になりそうです。

今日は午前ネット注文の処理をし、午後天気がいいので散歩に出ました。今週も本当に天気がよく、心身とも自然に晴々してきます。雨の日が続くとなんともやりきれなく憂鬱になってしまいます。

天気のいい日は外へ。ということで、四谷から赤坂サカスに向かいました。日曜日のせいもあり、ウィークデイの賑わいとは全くちがい、人通りがまばらでした。赤坂サカスが出来ても、日曜日郊外から都心に来るほどではないのでしょう。

改めてTBSがテレビ局と周辺を再開発することに意味があったのかどうか。この点が?になります。各局と足並みを揃える、TV局を集客の場にする、利用しやすい空間を作るという意味ぐらいしか考えられません。が、どうでしょう。

赤坂周辺を含め散策をしました。所要時間約2時間。散歩としては、年齢も考えると、少し長すぎた気がします。いや、まず衰えは足からと言いますので、日々このくらいの散歩を行わないと、いけないのかもしれません。

夜、下北沢のほん吉で買った巌谷大四『文壇ものしり帖』(講談社文庫)を読み始めました。これがなんとも面白い。はじめの「ペンネームの話」を取り上げても、話題に事欠きません。

例えば、こんな問いはどうでしょう。古本検定ではありませんが、ちょっと考えてみてください。

1. 日本ではペンネームというと、雅号、筆名、匿名の3種類があり、日本の近代文学で一番沢山ペンネームを使った人は誰でしょう。

2. 作家半村良ペンネームはどういう由来があるのでしょう。

解答は明日掲載します。こうした面白い話が満載の『文壇ものしり帖』はいい買い物でした。古本検定のネタ本としても使えそうです。ところで、古本検定はどうなったのでしょう。