7月の新刊文庫 - 四谷書房日録

6/12の「悪漢と密偵」に、7月の新刊情報が掲載されていました。一見熟視しましたが、新刊の単行本で気になるものはありませんでした。文庫はいくつかの候補の中から、次の3冊を選びました。

【７月の新刊文庫から】

種村さんの本。これも買った記憶があるのですが、本棚をいくら探してもない？現実と記憶の食い違い！年々記憶力も減退しています。これは年齢のせいで仕方のないことです。

ねじめさんの『荒地の恋』と多田さんの『寡黙なる巨人』はともに単行本を持っていましたが、前者は古本市で、後者はネット注文で売れてしまいました。前者は田村隆一さんの物語ですので、もう1冊持っているのですが、文庫も欲しいと思っています。

本は単行本か文庫いずれか1冊でいいと思いますが、好きな作家や作品はどうしても両方を持っていたいと思います。文庫購入の決め手は誰がその解説を書いているかという点です。解説者が本と合致していれば買いますが、不適であれば買わないでしょう。

これからまた7月の新刊追加で読みたい本、買いたい本が増えてくると思います。周りを見回すと、また本の斜塔が立ち上がり、部屋を占拠し始めています。
※紹介の本の表紙はすべて単行本のものです。