無明舎出版のこと

今月のジュンク堂書店のPR誌「書標」5月号の特集が「無明舎出版 地域から自在に広がる出版活動」でした。

無明舎出版という出版社は<秋田に居を据えながら、四十年近くもの間、様々なジャンルの本と作り続けてきた出版社>です。

この特集は無明舎出版(むみょうしゃしゅっぱん)という出版社の本の魅力だけでなく、地方出版社として長年出版活動を続けていることについて詳しく紹介しています。

まさに、地方出版社、ここにありです。

この特集には南陀楼綾繁さん、串田努さん、塩山芳明さんのことも書いてありました。「一箱古本市」の南陀楼綾繁さんの処女作『ナンダロウアヤシゲな日々』もこの出版社から出ています。

この無明舎出版のように地方で地道に活動している出版社もあります。大手出版社ばかりでなく、こうした地方の堅実な出版社が出版業界を確かに支えているのです。

ナンダロウアヤシゲな日々―本の海で溺れて