荻原魚雷さんの新刊

魚雷さんの「文壇高円寺」を読んで、魚雷さんが6月に本の雑誌社から新刊を出すということを知りました。

< 今、本の雑誌社から出る予定の単行本を作っている。編集の宮里潤さんとデザイナーの中嶋大介さんと三人でああだこうだいいながら、あちこちに書いた原稿を集めて、こねまわしながら本の形にしていく作業が楽しくてしかたがない。>

本人と編集とデザイナーとの協同作業の中で、過去の原稿をまとめて、一冊の本にするといいます。どういう本になるのかはこれかららしいのですが、間に合いますか。

魚雷さんの本は晶文社の『古本暮らし』から何年ぶりになるのでしょうか。気になったので、本棚からの同書を取り出し、奥付をみると、2007年5月が発売日なっていました。

あれから3年も経っています。魚雷さん、久々の新刊ですので、大いに期待をし、6月の発売日*1を待ちたいと思います。

古本暮らし


*1:すでに5月10日ということを考えると、6月末まで約 2ヶ月。6月刊行ができるかどうか心配になり、もう一度ブログを読みました。最後に「順調にいけば、六月刊行予定。 」と書いてありました。読者としては「順調にいけば」を願うしかありません。そう期待して、じっと待つことにします。