第10回不忍ブックストリート「一箱古本市」

今日は天気にも恵まれ、いい古本日和の一日でした。当店も今回で9回目の出場で、連続記録を更新しています。初回のみ、見る人として参加し、2回目から売る人として「一箱古本市」に参加しました。

ご承知の通り、「一箱古本市」は昨年南陀楼綾繁さんが新書『一箱古本市の歩きかた』(集英社新書)を出され、一躍全国区に。その主旨に賛同された方々が中心となって、全国各地で「一箱古本市」が行われるようになりました。

今回でなんと10回目ということです。当初からすると倍以上の参加になり、古本市も2日にわたり行うようになりました。それだけ参加者が増えたということです。( 大家さんの事情もあるとは思いますが。)

そうした今年の春「一箱古本市」が4/29(木・祝)と5/2(日)に開催されます。当店はすでに4/29(木)の本日参加することにしていました。場所も縁起のいい根津教会前です。ここは以前も出店をし、一番売れた場所です。

今回もこれは春から縁起がいいと思っていたのですが、なんと今日教会もバザーを開催しており、そこで本も含めた雑貨関係を販売していました。何と本は文庫・新書が20円、単行本は100円で売っており、本の価格競争では明らかに不利!でした。

1時からの2時までの3時間はきつかったというのが正直な感想です。古本好きの方々はそれほど問題はなのですが、フリーのお客様に対しての販売が難しかったと思います。価格はそれだけ心理的に微妙なものです。

そうした状況でしたが、バザーの方々、つつじまつりの方々にも一箱を見ていただき、他の会場よりもお客様は多かったので、よかったと思います。根津教会の皆様、机や椅子を貸していただき、ありがとうございました。

今回当店にお越しいただきましたお客様、お買い上げいただきましたお客様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。今後とも四谷書房へのご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。

また、本日は担当のNEGIさんはじめ、一箱のスタップの方々にはお世話になりました。また、南陀楼さん、向井さん、黒岩さん、元晶文社の高橋さん等など、多くの方にご来場いただき感謝しています。

帰宅しブログを読んでいますと、例えば「古本屋ツアー・イン・ジャパン」の方もお見えとのこと。また、「とり、本屋さんにゆく」のとりさんもきてくれたのでしょうか。ごあいさつもできずに失礼しました。(とりさん、5/2寄ります。)

また、Roofs雑貨商さん、mondobooksさん(でよかったでしょうか?)、それからブック・ダイバーで当店の本と購入いただきましたいちかわじんた堂さんなど、同じ会場で出店した皆様お世話になりました。また秋の一箱でお会いできることを楽しみにしています。