古本屋『いい本棚』のこと

古本屋『いい本棚』を知っていましたか。あの都築響一さんが店主の古本屋さんです。

<雑誌と本づくりにかかわりはじめてから、気がつけばもう30年あまり。溜まりに溜まった脂肪、じゃなくて資料書籍をこれから少しずつ放出して、こころもからだもスリムになろう!という調子いいプロジェクトです。>

<もう、触りもしないまま本棚に埋もれさせておくより、なんとかして「古本なら手が届く」若い人たちに手渡しすることができたら、そのほうが自分にとっても、本にとっても幸せでしょう。>

と書き、

<いつまで続けられるかわかりませんが、目標はうちに一冊の蔵書もなくなるまで! がんばるつもりです。>

と結んでいます。( 詳細は古本屋『いい本棚』の「お知らせ」をご覧下さい。)

都築さんのいい本棚には本当にいい本が並んでいます。こうした在庫を持って古本屋を開設できることが理想ですね。当店の品揃えと比べて、比較にならない! というのが実感です。

とはいえ、当店は当店のやり方でやるしかないので、まずは品揃えの充実を図りたい。現在「冬眠」状態ですが、そろそろ春の始動に向けて準備をしたいと思っています。

珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫)