年末年始の古書市

すでに今年12月の古書市はすべて終了しました。来年の古書市/古本市は「第17回松屋浅草古本まつり」から始まります。さてどんな一年になるのでしょうか。

第9回歳末古書市
期間:2009年12月26日(土)〜12月30日(水)
場所:京王百貨店新宿店7階大催場

第26回 銀座古書の市
期間:2009年12月26日(土)〜12月30日(水)
場所:松屋銀座8階大催場

第17回松屋浅草古本まつり
期間:2010年1月2日(土)〜1月12日(火)
場所:松屋浅草7階大催場

12/29京王百貨店で開催された「第9回歳末古書市」に行って来ましたが、一部ブログで紹介されたような初日の混雑はありませんでした。正午近く行ったのですが、ゆったり見ることができました。

古書市の会場では一巡し、気になる本(松山巌さんの本、今和次郎さんの本等)を確認しましたが、値段が折り合わず購入しませんでした。百貨店での古書市で感じるのは、当然ですが値段が高いということ。それとしっかり値付けされているということ。

そうした中からでも掘出物を探すのが本好きの愉しみなのです。が、経済状況が厳しくなればなるほど、価格設定も厳しくなります。売る側もいい本をどう安く仕入れるか、買う側もいい本をどう安く買うか、どちらも大変!です。

なにより、年末の古書市に多くのお客様が来るわけですから、あまり悲観的なことばかり言っていられません。今年は「一箱古本市」が全国区になったことですし、まだまだ古本、捨てたもんじゃありません。


うわさの遠近法        今和次郎―その考現学