いよいよ年末へ
ブログを見ていると、今年最後の、今年の○○納めという言葉が目立ちます。あと今年も残すところ4日となりました。今月の一日の過ぎるのが早いこと。あっという間に年末になってしまいました。
今日の「閑人亭日録」のブログを読むと、ゴミを出して、瀬戸山玄さんの『東京ゴミ袋』(ちくま文庫)を読んだといいます。玄を「ふかし」と読むそうで、括弧書きしてありました。
この本を単行本で読みましたが、いい本です。東京のゴミを通して、その人自身が、その人の生活がわかります。人は捨てるゴミには見向きもしないのですが、たかがゴミ、されどゴミなのです。
「東川端参丁目の備忘録」を見ると、東川端さんが多くの本を購入していました。その中で、気になった本がありましたので、メモしておきます。
- 中野翠 『おみごと手帖』 (毎日新聞社) 12/23
- 佐々木敦 『文学拡張マニュアル ゼロ年代を超えるためのブックガイド』 (青土社) 12/25
- 鶴見俊輔, 重松清 『ぼくはこう生きている 君はどうか』 (潮出版社)
※この本は来年の1月5日発売予定です。また、鶴見さんはこの12月に『言い残しておくこと』(作品社)と『冥誕 ― 加藤周一追悼』(かもがわ出版)の2冊を出版しました。