気になる一冊

今日ブログめぐりをして、気になる本を見つけました。岡崎武志さんの「okatakeの日記」の「西荻発「すぎ丸」に乗った」でこの本を紹介しています。

古井由吉『人生の色気』新潮社は、語りによる自伝あるいは戦後日本の変遷という本だが、こういう言い方はなんだが、予想外のおもしろさであった。これはどこかに書きたい、と思っている。>

また、平野啓一郎さんの「平野啓一郎公式ブログ」の12/7「対談@『新潮』、鼎談@『文學界』」で、次のように書いています。

<他方で古井さんが最近出された『人生の色気』という本を読むと、驚くほど的確に、今、文学が直面している困難が、環境の側から指摘されていて、頭が下がりました。>

岡崎さんと平野さんがともにこの本を取り上げていました。その本、古井由吉『人生の色気』が気になります。見てみたい、読んでみたい、買ってみたいと思います。

また、もうすでに買うべき本が何冊もあるというのに、今月の読みたい本が一冊増えてしまいました。いい本だと思ったら、見境がない。ここが本好きの弱点です。

人生の色気