「古書 日月堂」さんのこと

古書店が多数あるなかで、青山の「古書 日月堂」さんはold、 rare 、uniqueな本を取り揃えた、独自の古書店です。古書店を始める時に、参考にさせてもらった店のひとつです。

HPを見ると、これはちがう!とすぐ実感できます。それだけ個性的な古書店です。青山に行ったときに立ち寄ったのですが、狭いスペースの中に、独自の本だけでなく印刷物も所狭しと並んでいました。

その「古書 日月堂」がパレス青山205号室から207号室にたった25歩分の移転をします。いまはその準備期間。新しい店舗は10月12日(月) 12:00からオープンします。

<「面白い?」と尋ねられれば「う〜ん、どーでしょー」と頭のテッペンあたりから声を出したくなるオープン記念の展示販売企画「事件を起こせ!−1950s〜1970s 戦後日本・前衛美術の青春期」につきましては、来週半ば頃に当HPでもご案内させていただきます。>

「古書 日月堂」さんのような個性的な古書店がもっと増えればいいと思いますが、このレベルを維持することは大変なことです。それだけの底力がないとやっていけません。

当店も「古書 日月堂」さんのような独自性を考えていかないと、いつの間にか淘汰されてしまいます。そうならないためにも、新しい「古書 日月堂」さんを見に行く必要があります。