再び晶文社のこと

ブログを読んでいて、晶文社の記事を見つけました。もういいかと思いつつ、それでも読んでしまいました。その記事は小田光雄さんの「出版状況クロニクル 17 (2009年8月26日〜9月25日)」に掲載されていました。

晶文社が8月末で、営業、編集部全員を解雇し、品出しは続けられるにしても、実際的に休業したようだ。>

当ブログでも晶文社のことは何度も取り上げており、その実態が十分つかめていませんでした。しかし、時が経つと、わからなかったことが徐々にわかってくるものです。

なんと、<晶文社が8月末で、営業、編集部全員を解雇>とは?

小田さんはまた次のように書いています。

<急にこのような措置に及んだのは、金沢のリブロや松山の紀伊国屋書店の相次ぐ撤退などによる大量返品が押し寄せてきたことも要因のひとつであるかもしれない。晶文社についてはあらためて報告するつもりである。>

また詳細については小田さんのこのブログで明らかになると思いますが、それにしても、50周年という記念すべき年に、驚くべき記念行事を行ったものだと、ほとほとあきれ返っています。

晶文社の話題はもうこれくらいで十分です。一時お世話になった出版社なので、お礼だけは言っておきたいと思います。ありがとうございました。

尚、この記事に最後に次のような一文がありました。< 9月から、主として読書メモなどをブログ「出版・読書メモランダム」に移しました。>小田さんの読書メモを読みたい方はこのブログをお読みください。

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