晶文社のこと
「okatakeの日記」の8/26「書いていいのかな」を読んで驚きました。それは晶文社のこと。このブログでもいままで晶文社の本を何度も取り上げています。
晶文社は一時期持ち直したといわれていましたが、岡崎さん曰く、
<出版の情勢きびしく、晶文社の一般書、文芸部門が縮小され、在庫のみを売っていくという体勢になり、Tさん始め、ぼくもよく知るあの人、この人も晶文社を去るという。>
これからは在庫のみを売っていくということは、新刊はもう出ないということです。これが出版業界の厳しい現実です。
一読者として、ファンとして、何と言ったらいいのでしょう。どうにかならないものか。どうにもならない。こういう話ならば、知らない方がよかった!というのが本音です。
しかし知ってしまった以上、古本屋として、これからも晶文社の本を集め売っていきたいと思います。これがせめてもの晶文社への恩返しでしょうか。
最後にひとつ気になること。それは晶文社の一般書、文芸部門が縮小されるのがいつからかということです。