「週刊読書人」と「図書新聞」

書評新聞といえば、いま「週刊読書人」と「図書新聞」の2紙があります。
ともに同サイトを持っており、毎週新聞の紹介をしています。それを見て、気になる記事があると、その記事を図書館で読んでいます。

今週の2紙を見ると、「WEB週刊読書人」の7/31号で「特集:2009年上半期の収穫から」を掲載しています。さらに同サイトでその内容の一部を読むことができます。

それぞれの専門分野の本を選んでいますので、専門性の高い本が並ぶのも当然です。詳細は同サイトをご覧ください。これを見ながら、もう上半期が終了してしまったのかとため息。光陰やはり矢のごとしなのです。

こう書いていると、「日本読書新聞」のことを思い出しました。この新聞は1960年安保から1970年安保にかけて、新左翼運動と連動し、全盛期を迎え、その運動が衰退するとともに、1984年休刊となりました。

まだこの2紙「週刊読書人」と「図書新聞」が書評紙として残っていることは喜ばしいのですが、では買って読むかというと、そこまで思い切れない。そこで躊躇してしまうのが現状です。

さて、これからの書評紙の行方は? そんな疑問が残ります。