ウェッジ文庫について

そんなことを考えながら、「悪漢と密偵」を見ていると、8月の新刊文庫が紹介されていました。( 7/7「8月の新刊文庫」でも取り上げていますが )

食満南北(けま なんぼく)[明治13年(1880)〜昭和32年(1957)]
食満南北は堺区櫛屋町西の酒造家に生まれました。本名は貞二(ていじ)。早稲田大学に学び、村上浪六に師事しました。幼少の頃から演劇を好み、後には招かれて片岡仁左衛門(十一代)・中村雁治郎(初代)の座付作者として活躍しました。南北の著作活動は幅広く、歌舞伎の台本を始め小説・川柳・書画など多くの作品を残し、上方文化に貢献しました。
(堺市のHPより)

ウェッジ文庫からまたまたいい文庫が出ます。内田魯庵さんと食満南北さんの文庫 2冊。インターネットがなければ、こうした文庫を知る由もなかったと思います。

ウェッジ文庫は自らのスタイルを築き、知る人ぞ知る文庫になりつつあります。この文庫にはいつも新鮮な驚きがあります。そこからまた新たな期待が生まれます。

[6月のウェッジ文庫]


明治・大正スクラッチノイズ (ウェッジ文庫)       庭をつくる人 (ウェッジ文庫)