新しい風が吹く

古本ソムリエの日記」にこう書いてありました。

ブックオフで、ダンデライオンくんと会った。彼ももうすぐ古本屋をはじめるので、いろいろ話をした。新しい風になればいい。>

この厳しい時期に山本さんだけでなく、ダンデライオンくんも古本屋を始めるそうです。古本屋を開店する人もあれば、閉店する人もあり、まさに人生色々です。

このなかで山本さんのいう「新しい風」にさわやかな意欲を感じます。(少し照れ恥ずかしさもあるのですが) そして日本一の古本屋さんをめざすと宣言をしています。まさに意気軒昂!

本のあれこれを考えながら準備に入るようですが、ブログの中でさらにこんなことも書いています。

<本もたくさん読みたいな。店で最初に読む本は、思い浮かばないけれど、最初にかけるジャズは今の気持ちで言えば、コルトレーンの「バラード」に決めている。>

古本屋として本を仕入れ、本を売り、本を読む。特に本を売ることは難しい。この点言わずもがなですが、その店で最初にかけるジャズはコルトレーンの「バラード」とくると、これで決まり!です。

 我々もこういう決め方をしたいのですが、それがままならない。古本屋をやることは本好きの夢、いや夢のまた夢。それでもその実現をめざす方々の「新しい風」に期待したい。

バラード

話題を変えようと思い、読書系ブログを巡ると、また興味ある本を見つけました。本当に切りがない。それだけ新刊が次々と出版されています。

新刊紹介は「悪漢と密偵」です。先日も紹介しましたが、このブログは随時新刊を追加しています。今回追加された本の中で、次の本を付け加えておきます。