のんびりできる週末を

今日は気分転換にいつもの「ブ」に立ち寄り、店内を一巡しました。単行本、新書、文庫と掘出し物はなし。それでもなお新書、文庫をもう一度。そう見ると、いままで見落としていた本が「浮上」してきます。その中から次の2冊を購入しました。

講談社現代新書は徐々に新しいカバーに変わりつつありますが、評判はどうなのでしょう。中島英樹さんの新しいカバーデザインよりも杉浦康平さんのほうが好みです。杉浦さんのデザインに変わった時はその斬新なデザインが衝撃的でした。
 

「おたく」の精神史 一九八〇年代論      

 
旺文社文庫には数多くの内田百けんさんの本が収録されています。この文庫のデザインが田村義也さんです。すぐ手に取れる文庫が『随筆億劫帳』なのですが、これもいい。ともに田村さんらしい文字使いで、なぜか不思議としっくり合った感じがします。

見た目の話になってしまいましたが、外見も中身もとも大事です。外見と中身(あるいは著者)のイメージが合うこと。ズレるとどうもちぐはぐな感じがします。例えば、角川文庫の寺山修司本のカバーのように。外見も大いに売上に影響する時代です。

さて。

忙しさひと段落、といきたいところですが、そういうわけにもいきません。今週は土日と休める予定でしたが、土曜日また外出になってしまいました。のんびりできる週末は今年も来ないのかもしれません。

どうにかせねば。