榮久庵憲司『道具考』

今日は榮久庵憲司『道具考』(SD選書-鹿島出版会)を読了。

榮久庵さんは<日本の工業デザイン界の草分けであり、今日に至るまで日本の第一人者>です。

この『道具考』は裸本で購入しましたが、各章ごと折込ページが入り、図版も多く、凝ったつくりの本です。

内容的にも榮久庵さんの道具について熱い思いが語られており、道具についての見方考え方が大いに参考になりました。

榮久庵さんの著書はこの本以外に『人の心とものの世界』や『幕の内弁当の美学』などがあります。
 

人の心とものの世界―卓上醤油びんから秋田新幹線「こまち」まで (シリーズ こころ)      幕の内弁当の美学―日本的発想の原点 (朝日文庫)