今日は本の話2つ
[1] 始めに開高健さんの『開高記念会 特別限定愛蔵版 直筆原稿 夏の闇』のこと。あの名作『夏の闇』の直筆原稿です。これを推薦してくれたのがジュンク堂の書店員。しかし、なんと価格が15,000円とは手が届かない。それでも、一度は見てみたい1冊です。
[2] 次にasahi.comのBOOKから、紀伊国屋書店が『戦後日本スタディーズ』を刊行しました。この本は政治経済から社会運動や生活、思想、文化まで視野を広げ、これからを生き抜くために、いま、戦後を問い直す、というものです。
- 「40・50年代」の第1巻は5月に刊行予定
- 「60・70年代」の第2巻は3月に刊行予定
- 「80・90年代」の第3巻は昨年12月に刊行
この時期、半籐一利さんは『幕末史』(新潮社)を出版しました。歴史を学ぶにはいい機会です。最近の半籐さんの執筆活動は旺盛で、引き続き『坂口安吾と太平洋戦争』(PHP研究所)を出版しました。