どっさり本を買いました
今日は今週の鬱憤を晴らすかのように、古本屋めぐりをし、どっさり本を買いました。いつもはハズレがあるにもかかわらず、それなりの本が買えたので満足でした。
まずは単行本から。
- 堀田善衛『オリーブの樹の蔭に スペイン430日』(集英社)
- 柄谷行人『反文学論』(冬樹社)
- 小野寺健『イギリス的人生』(晶文社)
- 志村ふくみ『一色一生』(求龍堂)
- 加藤周一、木下順二、丸山真男『日本文化のかくれた形』(岩波書店)
次に文庫。
- 林京子 『祭りの場|ギヤマン ビードロ』(講談社文芸文庫)
- 本田靖春『疵 花形敬とその時代』(文春文庫)
- 福田定良『新選組の哲学』(中公文庫
- 東野芳明『クルマたちとの不思議な旅』(中公文庫)
- 倉橋由美子『大人のための残酷童話』(新潮文庫)
- 倉橋由美子『老人のための残酷童話』(講談社文庫)
この中で、林さんの文庫は講談社文芸文庫だから購入しました。紅屋さんも書いていましたが、私もこの文庫を無条件で買います。
何といっても、定価が高いし発売冊数も少ないと思うので、すぐ品切れになるのではないでしょうか。
また倉橋さんの文庫を2冊購入しました。これは大人と老人向けの残酷な童話集です。2冊揃っていたので、購入しました。
買ったあと、倉橋さんの『大人のための残酷童話』を見ますと、カバー装画は柄澤齋さんが書いています。この装画がいい。
わたしはこの一冊で満足でした。まだ他にも買ったのですが、列挙しすぎても切りがありません。また追々紹介していくつもりです。
家に帰り、まずは堀田さんの『オリーブの樹の蔭に スペイン430日』を何気なく開きました。そこには次のように書いてありました。
二月十二日(日曜日)
よい天気だが空気が冷たい。
読書。