蔵書とシェークスピア書店

久々に古本屋めぐりをしました。やはり、我慢が限度に達し、足は古本屋へ。今週初なので、思い切ってと意気込んでいきましたが、掘出し物はなしという結果でした。

ブログを見る限り、相変わらず読書ブログの皆さんはいい本を物にしています。なかでも、岡崎武志さんや山本善行さんはさすがに凄い。購入本の中で欲しい本が何冊もあります。

一昨日「あの本、どうする」で買った本の置き場について書きました。「黌門客」の1/22「自分の蔵書について」で、higonosukeさんも同じテーマで書いていました。

本好きの自業自得の悩みを抱え、大方積読は仕方なしと考えているようです。あっさりと本を処分する。これが一番いい考えなのですが、そう簡単にはいきません。

今日買った雑誌「現代思想−総特集=1920年代の光と影」(青土社)を見ていると、一枚の書店の写真が気になりました。「シェークスピア書店内のジョイス、ピーチ、モニエ」です。

あのシェークスピア書店で書棚の前にテーブルがあり、そこでゆったり三人が本の話をしているといった光景です。(そう思いたいのですが) 書店にはこうしたスペースがほしい。

最近椅子の置かれている書店が増えましたが、あの椅子取りゲームはいただけない。書店は本を買う場所だけでなく、本とともに憩う場所でもあります。もっとゆったりしたい。

本棚を増やすスペースがあるなら、人が憩うスペースを。ムリとは思いながら書いておきます。