まとめ買い10冊

今日は寒風が吹き、寒い一日でした。仕事のひと段落し、夕方荻窪に行き、古本屋を一巡してきました。掘出し物はなかったのですが、それでも10冊ほど買い込みました。

めずらしく広告関係の本が3冊含まれます。『創造力と知恵』は金子優訳ですが、開高健さんが監修しています。なので、買い。

眞木準さんも糸井重里さん、ともにコピーライター、ことばのプロですから、それぞれ面白い本に仕上がっています。

眞木準さんの本の題名、ジャックはキャッチフレーズを「惹句」ということから生まれ、それをカタカナにした一行詩です。このつくりかたを実例を挙げて書いています。

<言葉の葉は、いつか木になる森になる。>
<未来のとなりで、現在はすぐ過去になる。>

糸井重里さんの本は一行詩でなく、短文詩と言ったらいいのでしょうか。コピーライターから詩人になってしまったような、そんな文章が並びます。(最近この境界線もボーダレスになってきた)

<聴くための歌じゃなくて、歌うための歌って、
昔はもっといっぱいあったんですよね。>

向井さんの本の副題が「広告とことば」です。それも入れて広告関係の本は4冊になります。

リテレールの別冊は何冊か持っているのですが、『文庫本の快楽』がなかったので購入しました。

こう並べると、何やらすごく買った気分になり、大当たりがないにもかかわらず、自分なりに満足しています。この3連休の読書本も含まれています。

さあ、読むぞ。

胸からジャック。 心にささる一行メッセージのつくりかた。      


※糸井さんの本はamazonなどで探しても確認することが出来ませんでした。なぜかと思い、書名で検索すると、<原則的に一般の本屋さんでは発売されません。ほぼ日ストアのみでの販売となります。>とのことでした。