ブログはやはり面白い!
今日ゆっくり読書ブログを中心に読みました。いよいよ今年も読書ブログの皆さんが動き始めています。
まずは古本市。
今年初の「古書往来座 外市」は1/10(土)〜11(日)に行われます。また、来週から神保町 ブック・ダイバーにて13日(火)〜19日(月) 7日間だけのミニ古本市<初春「女子とふるぽん〜」寄港市>が開催されます。
次に新刊。
「悪漢と密偵」で2月の新刊の紹介をしていました。文庫の中で次の2冊を発見。
またまた来たな!という思いでした。そう思いつつ、他のブログを読んでいると、「読書で日暮らし」がこの2冊を紹介していました。
「なんと渋い」! まさにこの一言に尽きます。
さらに引用。
本・雑誌などの紹介の中で、本文からの引用があります。その引用がなるほどというものであれば必ずメモをしておきます。
ブルータス副編集長 鈴木芳雄さんのスーザン・ソンタグの引用にならって、今日のブログめぐりの中で、「整腸亭日乗」より気になった一文を引用します。
詩人・清水昶さん
<最近、表現活動について不安である。活字文化は滅びつつある。今まで俳句を三万五千句以上書き新詩集も出したいが果たして誰が読んでくれるのだろう。この白夜の時代を生き抜く方法は、唯一、日常の裂け目を発見することだ。日常そのものは退屈で笑止である!>
整腸亭さんは次のようにまとめています。
<すぐに回答がみつからないような、読み方、ゆっくりしたリズムで思考する方法こそが、今後ウェブ社会のなかで真に生き抜くことができる方法なのではないか、と考えたりする。>
こう書いていると、山村修さんの『遅読のすすめ』(新潮社)が読みたくなりました。