「鬼子母神通り みちくさ市」へ
朝曇ってはいたのですが、しだいに日差しも射し、快晴になりました。今年最後の古本市「鬼子母神通り みちくさ市」へ行ってきました。
今年一箱古本市に参加した方やいつもの常連さんたちが軒を並べていました。当初どう調整しても行くことさえムリでしたが、窮すれば通ず、どうにかなるものです。
10時間からオープンでしたが、ぎりぎり滑り込んで、鬼子母神通りを一巡することができました。
鬼子母神から一番遠いやまねこ書店さんから、紅屋さん、塩山さん、晩鮭亭さん、北方人さん、みちくさ屋ご夫妻、NEGIさん等に会い、鬼子母神に一番近い岡崎さんの店まで見てきました。
単行本はこれといったものがなく、文庫ばかり13冊購入しました。これで2000円位です。50円文庫もあり、3冊100円もあり、お買い得の古本市でした。その内訳は次の通り。
- 週刊朝日編『値段の明治大正昭和風俗史』(上・下) (朝日文庫)
- 磯淵猛 『ティータイムのその前に』(ちくま文庫)
- 伊藤昭久 『チリ交列伝』(ちくま文庫)
- 赤松啓介 『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』(ちくま学芸文庫)
- 鹿島茂 『パリ五段活用』(中公文庫)
- 獅子文六 『食味歳時記』(中公文庫)
- 開高健 『サイゴンの十字架』(光文社文庫)
- 中沢新一 『野ウサギの走り』(中公文庫)
- 柄谷行人 『マルクス その可能性の中心』(講談社学術文庫)
- 長谷川四郎『鶴』(講談社学芸文庫)
- 吉田秀和 『ソロモンの歌l一本の木』(講談社文芸文庫)
- 山形浩生 『要するに』(河出文庫)
時間があればもっとゆっくり見ることができたのですが、12時に予定があり、そういうわけにはいきませんでした。それでも「みちくさ市」に行けただけでも良しとしなければ、そう思っています。