神田古本まつりへ

今日は神田古本まつりへ行ってきました。天気がよく、3連休ということもあって、神保町界隈は古本探しの人たちでかなり賑わい、じっくり本を見ることもできないくらいでした。

夕方までいたのですが、店先や露店にライトがつき、本を見ている人もいました。私は背表紙もよく見ることができず途中で諦めましたが、それでも辛抱強く本を見ている人がいました。

ひと通り見終わり、思ったことですが、100円本がない? また500円本も少ない気がしました。全般本の値段が全体的に昨年よりも高くなったと思うのですが、どうでしょう。

今回の購入は実益か趣味かと言われれば、どちらもということになります。実益=仕入という点からすると、何冊か面白い本がありました。しかし仕入出来ないくらいの値段です。

では、趣味で本を選び買おうと思ったのですが、本をじっくりと見ることもできずに、苛立ちが高まるばかり。本を買いにきて、これはまずい。そう思いつつ、数冊購入、掘出し物なし。

心機一転、東京堂書店に立ち寄り。そこで「図書」と「ちくま」をもらい、ブログでも書きました次の2冊を買いました。

早速『新編 古本屋の手帖』を読了しましたが、その中に神田古本まつりのことが書いてありました。

<昭和三十五年十月二十八日から始まったのが第一回青空古本まつりで、当時神保町交差点際の岩波書店神保町ビルがまだ建つ前の空地で開かれた。大変な人気で警官が出動して入場制限するほどの人出であった。その後会場は錦華公園その他に変わったが、現在は神保町交差点際の路上と、すずらん通り三省堂会場に定着して、秋の神田名物として続いている>p81

新編古本屋の手帖 (平凡社ライブラリー や 22-1)   


古本まつりへ朝一番に行き、ゆっくり一巡し、何冊か本を買い、ランチョンで昼食をしながら、その本を見るのが最高です。それができればいいのですが、いままで一度もしたことがありません。