図書館の本

今日は休み。久しぶりに図書館に行きました。外は少し肌寒く、秋の深まりを感じました。雨が降りそうな雲行きでしたが、雨は降りませんでした。

図書館に行き、新刊をチェックしましたが、いい本なし。次にいつものコースを一巡しました。これまたカスリもせず。三球三振かと思いましたが、文庫・新書でいい本を見つけました。

図書館から借りた本

まずは一冊目の植草甚一『古本とジャズ』は植草本から再編集した本で、内容は植草さん的テーマ−古本、JAZZ、街歩き(NY)−です。この本の解説を坂崎重盛さんが書いています。*1

篠山紀信中平卓馬『決闘写真論』。この本は欲しいと思っている本です。古本屋を見て廻るときにはチェックしているのですが、いまだこの本と出会えません。いつか、どこかで、きっと。

殿山泰司さんの本2冊も、古本屋めぐりのときに探しているのですが、見つからず。見つからないと執拗に気になるものです。ぜひとは思うのですが、気が急いて借りることにしました。

ウェブレンの『有閑階級の理論』はいい古典だといわれながら、まだ読んでいません。岩波版の同書を持っているのですが、どうも進まない。そこで新訳のちくま学芸文庫を借りました。果たして読み切れるかどうか。

新書2冊も買おうと思っていた新書ですが、図書館の新書の棚にちょうど返却されたところ、すぐ手に取りました。読んでから買うか、買ってから読むか、いや借りて読むか。

こうして借りた本について、いろいろと考えをめぐらすときが至福の時か。 まずは植草さんの本『古本とジャズ』から読み始めます。

古本とジャズ (ランティエ叢書)

*1:<この世がとおりいっぺんの退屈なものでないこと、自分の好きなことをやって生きてよいこと、文章だってカミシモを着てシャチホコばってばかりいなくてもよいこと、男がつまらない中高年にならなくてもよいこと、などを−J・J氏は身をもって、ぼくたちに示してくれた。>p290 坂崎さんはこう書いています。