読書ブログから

今日はゆっくりブログめぐり。はてなのアンテナに登録しているブログの数が100以上。日々更新のあるブログが平均すると30〜40ぐらいか。それを毎日チェックしていると、自分のアンテナがキャッチする情報が必ず3〜4つはあります。*1

今日ブログめぐりをして、気になる情報を幾つか掲載します。

[1] まずは東京の新宿西口に建設されている「モード学園コクーンタワー」に「ブックファースト新宿店」(新宿区西新宿1)が11月6日にオープンするといいます。(新宿経済新聞より)

阪急リテールズ大阪市)が運営する同店は、ビル内の地下2階〜地上1階部分に出店し、総面積3,600平方メートル、約90万冊を蔵書する新宿西口エリア最大級の書店となる。初年度の年商は30億円を見込む。>

あのタワーだけでも新宿では注目されています。その完成を心待ちにしている人も多いはず。賛否両論の中で、「すごい」タワーが完成します。そこに「ブックファースト新宿店」が出店、これはまた「すごい」ことになりました。

[2] ブルータス副編集長 鈴木芳雄のブログ「フクヘン。」より。10月18日のブログで松浦弥太郎『軽くなる生き方』サンマーク出版 1,300円が紹介されていました。

現在の松浦さんの肩書きは<古書店COW BOOKS代表。雑誌『暮しの手帖』編集長。文筆家。>ということになっています。『暮らしの手帖』の編集長をやっていますが、売上は、評判はどうなんでしょう。*2

その松浦さんが新刊『軽くなる生き方』を出版しました。どんな内容なのか、しかし少し気持ちが傾いています。実は松浦さんの著書を密かに集めています。『最低で最高の本屋』(DAI-X出版)、これはよかった。

軽くなる生き方


[3] またまた新刊の話。最近の女性たちの頑張りをひしひしと感じています。最近出版された市川慎子『おんな作家読本』(ポプラ社)がいま手元にあります。この副題が[明治生まれ編]ですから、続編もありか。*3

それに続く形で、次の2冊も11月1日に出版されます。浅生ハルミンさんも近代ナリコさんも相互に装幀を担当します。これも愉しみな2冊です。

浅生ハルミンさんは「浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage」というブログがありますが、近代ナリコさんのブログはなし?か。検索を重ねましたが、発見できませんでした。

おんな作家読本 明治生まれ篇     海月書林の古本案内

*1:あくまでも読書ブログについてですが、これ以上範囲を拡げたら、キャッチするのもままならなくなってしまうでしょう。何事も「適度」というものがあるような気がします。それを超すと、情報は限りなくゼロに近くなります。

*2:10/21 仲俣暁生さんのブグ「海難記」で、<明日の横浜国大の講義の資料用に、『暮しの手帖』最新号を買いに出かけたが、あまりの誌面の貧弱さに買う気が失せ、かわりに『クウネル』最新号を買う。>とありました。頑張れ!松浦さん

*3:この本を読了しました。これは市川さんの「おんな作家」についての、ひと、もの、ことを集めてまとめたスクラップブックです。そこには手書きのイラストや写真なども配置され、それぞれの作家を多面的でわかりやすく紹介しています。