「ふるぽん秘境めぐり」準備完了

今日は朝から「ふるぽん秘境めぐり」の準備をしました。少しずつ本は選んでいたのですが、昨日と今日で出品の本を決めました。昨日ある程度は仕分けしてあり、それ程バタバタしたわけではありません。

しかし、選んだ本をExcelの一覧表に入れ、それをワードで差込印刷をするという過程を経て、スリップが出来上がります。今日はワードの調子がよくなく、先に使用したフォーマットが使用できずに、はじめからやり直しました。

スリップが出来ると、次にやることはそれを本の見返しに挟み込みます。これがないと複数出店する場合、絶対に必要なものです。お客様がどこに本を戻すかわからないので、これが最終日トラブルのもとになります。

あれこれやていると、出品数は120点を超えてしまいましたが、これをどうもって行くかが思案のしどころです。結局持っていける点数を100点に落とし、車で神保町のブック・ダイバーへ。今年の春も118点ぐらいだから、まずまずの点数です。

前回は準備日を間違えてしまい、今回は同じ轍を踏まず、事前に店に到着しました。

まだ少し時間あったので、荷物を置いてから東京堂書店へ行き、1階を一巡しました。あまりこれといったものがなく、気になったのは、ブログでも取り上げられていた岡崎武志さんの『雑談王』(晶文社)でした。

雑談王―岡崎武志バラエティ・ブック


ぱらぱら見ているうちに、もう準備の時間が来たので、ブック・ダイバーに向かいました。7時に会場準備をし、各自が自分のコーナーづくりをしました。本を出し、それを並べ、表示を貼りました。

これで準備完了。外はわずかに雨が降り、。それも降ったり止んだりでした。最後に出品リストを渡し、家に戻りました。期間中の天候だけが気がかりです。

今回の当店の特徴はいつものワンコイン=500円で2冊、一冊の場合は300円です。しかも内容充実! 四谷書房といえば、「ワンコイン悦楽本」を定着させたいと思っています。

今回の出品のラインナップはブック・ダイバーの入口すぐに当店のコーナーがありますので、そちらをご覧下さい。例えば、坪内祐三さんの『一九七二』+ 『三茶日記』という組合わせもあります。

さらに、前回は2冊をまったく意識しませんでしたが、今回は関連付けを考え、輪ゴムでその2冊をひとつにしています。

一応「仮止め」というくらいの意味で輪ゴムをしていますが、2冊必ず買わなければならないということではありません! 1冊300円で買ってもらってもいいし、他の本を組み合わせてもいいのです。*1

さあ、明日から「ふるぽん秘境めぐり」が開催されます。皆お誘い合わせの上、お越し下さい。

ふるぽん秘境めぐり

  • 期間:9月16日(火)〜20日(土)11:30〜19:30
  • 場所:ブック・ダイバー
    東京都千代田区神保町2丁目12番地 川島ビル1F
    TEL 03-6657-3277

*1: 昨日、新宿のジュンク堂書店に行きますと、2大イベントを行っていました。ひとつは植草甚一生誕100周年記念のコーナー。もうひとつは松岡正剛のイシス編集学校の紹介と「三冊屋」の本の展示です。
「三冊屋」は同編集学校によると、「3冊のヒット・エンド・ランがつくりだすファインな読書」です。学校関連の著名人がひとつのテーマに対して3冊の本を提案します。
それを見ましたが、紐でしっかり結び、それを解いて中を見るには少しばかりの勇気が必要です。これでは本の中身を気軽に見ることができません。
こちらから提案(これは大事!)はしても、お客様が好きに本を見、選ぶ方がいいと思います。最終的に買う買わないを決めるのはお客様なのですから。