植草甚一生誕百年の本

晶文社のHPをめぐりと、植草甚一生誕百年を記念した本がようやく出版されます。タイトルは『植草甚一 ぼくたちの大好きなおじさん −J・J 100th Anniversary Book』。

植草甚一(1908-79)生誕百年。その生き方は過去のものというより、ハイテク時代の今にこそ学ぶところが多いのでは? 若手コラムニストたちが「植草さんだったらこの時代、何に興味をもっているか」をテーマに、散歩・古本・ジャズ・映画など各ジャンルを語る。植草甚一の声が聞けるCD付き。>(晶文社HPより)

「植草さんだったらこの時代、何に興味をもっているか」がテーマです。しかし、「植草スタイル」から考えると、本に散歩に映画にJAZZに関心があり、これは変わらないのではないでしょうか。

時代も人も変わっても、変わらないものを持ち続け、わが道を行くのが「植草スタイル」です。その時折のテーマは変わりますが、本質まで変わるかどうか。変わらないと思います。

愉しみな一冊。発売は8月1日です。

【今月買い忘れた文庫】

徘徊老人の夏 (ちくま文庫 た 1-11)