モノみな上がる?

「古本ソムリエの日記」の7/25「パラフィン紙、値上げか?」を読んで、石油高騰からの物価上昇がここまできたかという思いになりました。これから本の価格にも影響を及ぼすのではないかと懸念されます。

この値上げの流れの中で、本も例外ではありません。昨年から比べると、単行本、新書、文庫にしても、値段が高くなりつつあるような気がします。どうでしょう。

山本さんが書いている「パラフィン紙」ですが、私も使用しています。例えば、1000円以上の本には本のカバーにこれを巻いて発送しています。また、ちくま文庫はヨゴレや指の跡も残りやすいので、パラフィン紙を巻いています。

こうした本に関わる周辺商品が値上げされると、本当に困ってしまいます。本の値段が上がると、古本が売れるということもあります。が、これだけ暑いと本を読む気も減退します。

じわじわとモノみな上がる昨今です。

【気になる往復書簡】

いつも香港を見つめて―往復書簡     旅の仲間―澁澤龍彦|堀内誠一往復書簡
→四谷書房