ブログめぐりから

今日は読書ブログの中から、いくつかの話題を。まず、7/14「とりさん、本屋へゆく」の「つながっていたい」から。

<梅田 人間って案外、小さなことで幸せになれる。朝起きたときに、そのブログに、「この本を読んで感動した」と書いてあった。「じゃあ、私も買いにいってみよう」。それだけでずいぶん人生は潤う。そういうことが、現実におきているんですね。(p.157-158)>齋藤孝梅田望夫私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる』 (ちくま新書)

この引用のように、読書ブログを読んでいる人は日々こうした「小さな幸せ」を体験しているはずです。それだけも<ずいぶん人生は潤う>。確かにそう思います。

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))


また、7/14「okatakeの日記」の「多和田葉子『旅をする裸の眼』読了」から。

<傑作だとは思うが、これを紹介すると、筋を追っても仕方がないし、なにか手を打たないとな。あれ、多和田葉子は小中と国立の公立学校を出て、立川高校を卒業している。黒岩比佐子さんの二つ下、後輩だ。こんな優秀な人たちばかりが棲息する、文筆業の世界のはじっこで、まがりなりにも凡才の自分がなんとかやっていけているのが、まったく不思議だ。まあ、なんとか、だけどね。>

かつて私も取り上げた本ですが、まだ未読積読状態。まずこれを読まねばという思い。同時に、多和田さんが黒岩さんの後輩とは知りませんでした。双方意識し合っていたかは別にして。(左が文庫、右が単行本)

旅をする裸の眼 (講談社文庫 た 74-2)     旅をする裸の眼


最後は久しぶりに新しいブログの紹介です。それは「読書で日暮らし」というブログ。取り上げている本や記事から、即本好きのブログだとわかります。百聞は一見に如かず。まずは一読を。