昨日午後は古本屋めぐり

昨日は午後時間が空いたので、古本屋めぐりをしました。今週はストレスが溜まっているせいか、なぜか思い切りよく買っています。いい本があったことも事実ですが、今週はいつもの倍ぐらいは買ってしまいました。

[昨日の購入本]

  • 網野善彦 『「日本」とは何か』(講談社)
    冒頭の網野さんの本は日本の歴史00の本。
日本とは何か  日本の歴史〈00〉
  • 池田晶子 『14歳からの哲学』(トランスビュー)
    「考えるための教科書」とは副題。「考える」ことがなくなったというより、「考え方」が分からないので、こうした教科書も必要なのかも。
  • 川村二郎 『一枚目と二枚目の合間に』(朝日新聞社)
    朝日新聞の夕刊に連載されていたコラムを2年分まとめたもの。
  • 木内 昇 『ブンガクの言葉』(青幻舎)
    <明治・大正・昭和の文学には、今を生きてゆくヒントがたくさん詰まっていた。ひとつの言葉から名作を読み解いた、19のエッセイ。>
  • 小山 織 『引出物』(マガジンハウス)
    これが今回のヒットか。Japanese Gifts とサブタイトル。なにより写真がいい。装幀が日本的。内容もしっとりとした感じ。写真は梶洋哉。
引出物

どうも和書に重点に本を買っているのですが、この2冊のような洋書は極力抑えています。洋書も蒐集し始めると、本の置き場所がなくなります。ですから、「どうしても」という本以外は買わないようにしています。

本当にそうしないと、部屋から本が溢れ出すことになります。それは絶対に避けなければなりません。「どうしても」は「気に入れば」と同義となると、際限なくなりますので要注意。

しかし「どうしても」という本があれば、買ってしまう! これは一種の習性というより、「古本病」といったほうがいいのかもしれません。(「古本病のかかり方」はわかるのですが、「古本病の治し方」はないのでしょうか)

古本病のかかり方