草森紳一さんを偲ぶ会

黒岩比佐子さんの「古書の森日記 by Hisako」に「草森紳一さんを偲ぶ会」に参加したことが書いてありました。

<知らない人が集まる場が苦手なので、昨日も出かけるのを迷っていたのだが、草森さんのいろいろなエピソードをうかがえて本当によかった。物書きとして生きるということについて、考えさせられた夜だった。>

といいます。昨日私も草森さんの新刊を紹介したのですが、こういう会があったことを黒岩さんのブログで知りました。それにしても、その後が凄い。何が凄いかというと草森さんの蔵書の数。これは本当に並ではありません。

<草森さんが亡くなってから、約2万冊の本をマンションから出して、別の場所に借りた倉庫に収納したということだったが、まだ約3万冊がマンションに残っているらしい……。マンションと倉庫の維持費だけでも大変だろう。本の行く先を決めるのはもっと大変だ。どうなるのだろうか。>

黒岩さんでなくでも、その数に驚くとともに、本の行方が気になります。それにしてもこの本の数・・・何とも絶句してしまいます。

随筆 本が崩れる (文春新書)