高橋英夫さんの愛用の辞書
先日購入した文芸評論家 高橋英夫さんの『京都で、本さがし』(講談社)の中に、辞書の話が出てきます。一番頻繁に利用する辞書を紹介しています。その辞書は次の4冊。高橋さんの守備範囲を考えると、なるほどと思います。
辞書の本ということになると、本棚から取り出したのが、中沢新一監修『私が愛用する辞書・事典・図鑑』(一季出版)です。この本は「物書き」と言われる人たちが自分の愛用する辞書について書いています。
餅屋は餅屋。それぞれ得意な分野について、さまざまな辞書を紹介し、その使い方についても解説しています。これは大いに参考になります。
私が一番長く付き合っている辞書は『岩波国語辞典』と『新英英大辞典』(開拓社)。この2冊は積年のヤケ、ヨゴレ、イタミがあっても、いまでも愛用の辞書です。