ブログめぐりから

最近本を読む時間がない。あわただしい日々が続いています。ブログにも書いた都築響一さんのあの本は携帯したまま。それに加えて、武藤康史さんの『文学鶴亀』(国書刊行会)も机の上に積読状態になっています。

いかんともしがたい。かと言って、仕事が片付くわけでなく、多忙な日々の中でせめてブログめぐりを、と思っています。

今日は久々に「とり、本屋さんにゆく」から次の一冊を紹介したい。『Coyote (コヨーテ)No.29 特集:サンフランシスコ・クロニクル』(スイッチパブリッシング )。


なぜCoyoteなのかというと、まず表紙の写真がいい。まさにサンフランシスコ的風景。内容よりもこの一枚の表紙の写真に魅了されてしまう。サンフランシスコに行ったことのある人は得心する風景です。

このブログでNYのことは書きましたが、サンフランシスコのことは触れていません。エネルギッシュなNYもいいのですが、桑港(サンフランシスコ)は日本人向きです。

次に来月出版される本から何冊か。「文庫本大好き」の「7月発売の注目文庫−今月買いそうな本」より次の2冊。

どちらかと言うと、久しぶりに狐さんの文章が読みたい。この文庫は著者の名エッセイを集めてものか。あるいは未収録の書評をまとめたものか。 どちらにしても、7月の購入本リストにこの2冊を追加したいと思います。