古本の日なのですが

今日は古本の日なのですが、古本屋めぐりできず。今週はまだ書店にでさえ、行っていない。天気快晴。仕方なく、朝起きてブログめぐりをしました。

[1] 先週の日曜日、毎日新聞の書評欄の本がいいラインナップだったようです。詳細はこちらを。半数以上が読んでみたい本が並んでいました。毎月このような本ばかりであったら、いいのですが、読み切れない! といううれしい悲鳴が ・・・・・・ 。

[2] 新聞関連で、読売新聞の書評では「文庫戦線、異常なし」と題して、文庫の販売状況についての記事が掲載されていました。

<文庫市場は現在も、新規参入や新レーベルの設立が相次ぎ、各社が激しくしのぎを削る>という状況の中で、

<個別の動きは目立つものの、文庫市場全体は拡大していない。出版科学研究所の調べでは、2007年の文庫の売り上げは1371億円と、1997年の1359億と同水準。しかし、07年の文庫新刊点数は7320点と97年に比べ4割以上も増えており、種類の多さで、販売金額を維持しているのが現状だ>

といいます。それにしても、文庫の種類が増えました。採算ベースで考えると、大丈夫なのでしょうか。とはいえ、文庫を購入することが増えたことは事実です。

[3] 萩原魚雷さんのブログ「文壇高円寺」の 6/11「関西紀行」で、魚雷さんでもこんなことがあるのか、と驚きました。次の一文。

<電車の中ではひたすら宇佐美承の『池袋モンパルナス』(集英社文庫)を読んだ。不覚、こんなにおもしろい本だったとは>

であれば、やはり一読を、と思いました。「関西紀行」を読んでいると、関西で相当数の本を購入しているようです。羨ましい限りです。機会があれば、関西の古本屋めぐりもしたいと思います。また今年は京都の古本市にぜひ行きたいと思っています。

池袋モンパルナス―大正デモクラシーの画家たち (集英社文庫)